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特集 腹部外科 薬剤
骨関節結核に於けるHydronsan(INHG)の使用経験
著者: 高山瑩1 佐藤二郞1 大戶煇也1 三好邦達1 井上仁1 朝日弘正1 小沼三郞1 本多量一1 長谷川芳男1
所属機関: 1慈恵医大整形外科
ページ範囲:P.319 - P.323
文献購入ページに移動1952年INAHが発見されて,抗菌力が優れ且つ副作用の少いところから,広く抗結核剤として用いられている.然し,本剤と難も,大量に投与するときは,諸種の副作用が報告1,2)されているので,副作用の少い誘導体の研究が行われてきた.
今回,吾々はINAHのGlucuronolactone誘導体のNa塩であるHydronsan,即ちSodium Glucuronate isonicotinylhydrazone(INHG)を骨開節結核患者に使用して,経過を観察し,2,3の知見を得たので報告する.
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