icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻3号

1959年03月発行

文献概要

特集 腹部外科 薬剤

骨関節結核に於けるHydronsan(INHG)の使用経験

著者: 高山瑩1 佐藤二郞1 大戶煇也1 三好邦達1 井上仁1 朝日弘正1 小沼三郞1 本多量一1 長谷川芳男1

所属機関: 1慈恵医大整形外科

ページ範囲:P.319 - P.323

文献購入ページに移動
緒言
 1952年INAHが発見されて,抗菌力が優れ且つ副作用の少いところから,広く抗結核剤として用いられている.然し,本剤と難も,大量に投与するときは,諸種の副作用が報告1,2)されているので,副作用の少い誘導体の研究が行われてきた.
 今回,吾々はINAHのGlucuronolactone誘導体のNa塩であるHydronsan,即ちSodium Glucuronate isonicotinylhydrazone(INHG)を骨開節結核患者に使用して,経過を観察し,2,3の知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?