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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻4号

1959年04月発行

症例

全身凍傷の1例—主として薬物冬眠との関係について

著者: 広瀨達郞1 吉田穰2

所属機関: 1広瀬病院 2金沢大学医学部病理 渡辺研究室

ページ範囲:P.439 - P.440

文献概要

緒言
 Laborit,Huguenard等の創始になる人工冬眠療法はその本態も次第に明らかにされつつある今日,それが凍傷に対する効果は未だあまり明らかにされていない.我々は1956年1月雪中に埋れ,低温と饑餓の中に96時間を過し,救助された全身凍傷の一症例を診療する機会を得,之が二次性Schockの防止に人為冬眠療法をほどこした処良結果を得た.更に寒冷及び饑餓と人為冬眠との関係についての2,3の実験を加えて此処に報告する

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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