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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻5号

1959年05月発行

文献概要

薬剤

プレジシルの強化麻酔に於ける使用経験

著者: 黑田秀夫1 佐貫和正1 龍田憲和1 牧田泰正1 伊藤盛夫1

所属機関: 1米子博愛病院外科

ページ範囲:P.523 - P.527

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 アセチルプロマジン(プレジシル)は,フランス,クランビラ社によつて創製された新しいフェノチアジン系誘導体で,下記の如くクロールプロマジン(以下Cpと略記)に類似した構造式を有しているが,その作用は,Cpより数倍張力で,且毒性が少ないといわれている.
 吾々は,それに「自律神経遮断剤を用いての麻酔法」(臨床外科,第11巻,第2号)及び「乳幼児麻酔の新しい試み」(臨床外科,第13巻,第4号)に於て,Cpを主体とした麻酔法を発表したが,今回,三共株式会社の厚意により,プレジシルの提供を受け,50例に於て強化麻酔として使用する機会を得たので,茲にその大要を報告し,Cpと比較検討したいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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