文献詳細
文献概要
症例
閉鎖孔ヘルニアの1治験例
著者: 比田勝一彥1 坂口正昭1
所属機関: 1九州大学医学部第二外科教室
ページ範囲:P.559 - P.560
文献購入ページに移動1.緒言
閉鎖孔ヘルニアに就いて欧米ではArnaud de Ronsil(1724)が記載して以来,可成りの臨床例が報告されている.併しながら本邦では川瀬(大正15年),深谷(昭和15年),徳重(昭和19年),大堀(昭和21年),今井(昭和24年),後藤田(昭和28年),粟津(昭和29年),丸岡(昭和32年),丸山(昭和31年),渡辺(昭和28年)の計10例の報告に止まるようである.我々は最近その1例を経験したので,ここに報告する次第である.
閉鎖孔ヘルニアに就いて欧米ではArnaud de Ronsil(1724)が記載して以来,可成りの臨床例が報告されている.併しながら本邦では川瀬(大正15年),深谷(昭和15年),徳重(昭和19年),大堀(昭和21年),今井(昭和24年),後藤田(昭和28年),粟津(昭和29年),丸岡(昭和32年),丸山(昭和31年),渡辺(昭和28年)の計10例の報告に止まるようである.我々は最近その1例を経験したので,ここに報告する次第である.
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