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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻8号

1959年08月発行

綜説

甲状腺癌14例について

著者: 中作修1 佐々木郁次1 蕭華山1 重本裕1 岡野正敏1 野村正吉1

所属機関: 1大阪市立大学医学部沢田外科

ページ範囲:P.821 - P.824

文献概要

緒言
 最近悪性甲状腺腫の出現率が高くなつて居ることが注目され,ことに結節性甲状腺腫(以下結甲と略す)と悪性甲状腺腫(以下悪甲と略す)との関係について多くの人によつて論ぜられて来て居るが,最近われわれの教室で臨床的に良性甲状腺腫(以下良甲)および甲状腺炎と診断された43例(ただしバセドウ氏病は除く)を組織学的に精査して5例に悪甲ないし甲状腺癌(以下甲癌と略す)を発見したので,臨床的にも甲癌と診断された8例および甲状腺腫瘍と診断され組織学的に甲癌であつた幼児の1例と併せ報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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