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統計
癌研究会附属病院外科における直腸癌の統計的観察
著者: 田村龍男1
所属機関: 1癌研究会附属病院外科
ページ範囲:P.847 - P.858
文献購入ページに移動Ⅰ.緒言
腹会陰式直腸切断術が,わが国において直腸癌の原則的治療法として広く採用されるようになつて約20年を経過し,直腸癌の治療成績も大いに向上しつつあると考えられるが,治療された症例の詳細な調査研究,とりわけ遠隔成績の検討は甚だ少い.
私は癌研究会附属病院外科における,1946年9月より1958年8月に至る間の主として腹会陰式直腸切断術によつて治療せられた直腸癌の臨床的および病理学的所見ならびに治療成績について報告したい.
腹会陰式直腸切断術が,わが国において直腸癌の原則的治療法として広く採用されるようになつて約20年を経過し,直腸癌の治療成績も大いに向上しつつあると考えられるが,治療された症例の詳細な調査研究,とりわけ遠隔成績の検討は甚だ少い.
私は癌研究会附属病院外科における,1946年9月より1958年8月に至る間の主として腹会陰式直腸切断術によつて治療せられた直腸癌の臨床的および病理学的所見ならびに治療成績について報告したい.
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