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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻8号

1959年08月発行

薬剤

Trostinの試験管内に於ける血液凝固促進作用について

著者: 村上文夫1 荒井健一1 藤井浩二1 吉本弘政1 石倉恵子1 大羽悠香2

所属機関: 1大阪大学医学部久留外科教室 2大阪大学医学部附属病院中央臨床検査科

ページ範囲:P.865 - P.868

文献概要

I.はじめに
 現在全身的止血剤として,非常に多くの種類の薬剤が市販されている.その多くは,いわゆる血液凝固促進剤であるが,その作用機序が明かで而も適確な効果を期待し得るものは,極めて少い.私達は,さきに止血剤の選択が如何に重要であるかということを,しばしば強調し1)2),また,1,2の薬剤について,その作用機序の追究をも行つているが3),今般加藤教授等の創製になる全身的止血剤Trostin4)の提供を受けたので,この薬剤の血液凝固促進作用機序を,試験管内実験によつて追求した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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