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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻8号

1959年08月発行

症例

腹壁並びに胃に自潰したアメーバ性肝膿瘍の1例

著者: 陳茂棠1

所属機関: 1田園調布中央病院外科

ページ範囲:P.879 - P.882

文献概要

 アメーバ赤痢による肝膿瘍は本邦には多いものでは無い.結腸の既往歴に続いて定型的の肝膿瘍の症状を呈する場合診断も困難でないが,非定型的の場合診断も困難,且つ予期せざる経過も起りうる,すなわち経過において自潰し,さらにまた胃の穿孔をも伴うに至つたものを経験した.混合感染についての検討と共に文献に基き本症に関し若干統計的観察を加え度い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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