臨床外科14巻8号

1959年08月発行

--------------------

集談会

著者： 桝岡勇雄¹ 藤原証五² 瀨在幸安³ 福島道夫⁴ 桓花昌彥⁵ 渡辺慎一⁶ 根本達久⁷ 高木国夫⁸ 青木三郎⁹

所属機関： ¹東京医大外科 ²群馬大学渋沢外科 ³日大宮本外科 ⁴千葉大学中山外科 ⁵東京医歯大第2外科 ⁶横浜医大第2外科 ⁷慈恵大大井外科 ⁸癌研外科 ⁹日大若林外科

ページ範囲：P.894 - P.894

文献概要

第575回東京外科集談会
1）　異物による下腿動静脈瘻
　11歳男子，木より転落し竹を左下腿に突刺し患部の腫脹をきたした．次第に左下肢の麻痺をみとめるようになつた．切開により竹の小片を除去した．竹小片により，動静脈瘻を形成し，その圧迫により麻痺を起せるものと思われる．