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文献詳細

雑誌文献

臨床外科14巻9号

1959年09月発行

文献概要

薬剤

輸血蕁麻疹に対するハイスタミンの使用経験

著者: 加藤出1 岩田智雄1

所属機関: 1日本大学医学部第一外科

ページ範囲:P.969 - P.972

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 近年外科医学の発展に伴つて大手術も比較的簡単に行えるようになり,輸血,補液の普及に伴い保存血の利用度も益々増大しつつあるようである.それにつれて輸血の副作用も時折散見されるが,蕁麻疹,悪感戦慄などの軽い副作用は経験のない医家はないであろう.
 最近輸血による蕁麻疹に対し,エーザイ研究室製品であるハイスタミンDiphenylpyralineを使用する経験を得,良好な効果を納めたのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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