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文献詳細

雑誌文献

臨床外科15巻1号

1960年01月発行

薬剤

感染症に対するスルフアジメトキシン注射液(ABCID注)の使用経験

著者: 菊地金男1 伊勢久信1 夏目玲子1 山中雅夫1

所属機関: 1国立仙台病院外科

ページ範囲:P.51 - P.53

文献概要

1.まえがき
 近年発見された新サルファ剤が優れた化学療法剤であることは既に諸家の齎しく認めるところであり,われわれも先に化膿性疾患例に新サルファ剤(Abcid)を経口的に投与,その臨床効果を検討し,本剤が副作用なく,少量で著しい治療効果を挙げたことを報告1)した.このたび偶々若干の新サルファ剤Abcidの注射A. B. C液を入手したので,外来および入院患者の感染症症例を対称として臨床応用を試みた.症例も少く甚だ不先分ではあるがその成績について報告する.A. B. C注射液は第一製薬より提供を受けたもので無色透明,無臭,苦味の強い水溶液である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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