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文献概要
症例
肝胃吻合に就いて
著者: 相野田芳教1
所属機関: 1石川県中央病院
ページ範囲:P.89 - P.91
文献購入ページに移動 胆道癌は頻度は少ないのではあるが,すでに肝門部に迄及んでいて肝外胆道が閉塞されている時あるいは良性の疾患例えば瘢痕組織などが原因をなしている閉塞性黄疸等で,これらを切除して胆道再建をしようにも肝外胆道に利用する余地が無い場合に直接肝と消化管との吻合が治療法として考慮される.
私は胆嚢癌による肝門部癌転移に原因した閉塞性黄疸症例に対して,肝胃吻合術を行う機会を得たので症例を報告すると共に文献的考察を少しく加えてみた.
私は胆嚢癌による肝門部癌転移に原因した閉塞性黄疸症例に対して,肝胃吻合術を行う機会を得たので症例を報告すると共に文献的考察を少しく加えてみた.
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