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文献詳細

雑誌文献

臨床外科15巻1号

1960年01月発行

文献概要

症例

横隔膜下膿瘍治験例について

著者: 寺崎平1 泉周雄1 島田作1 橫山博1 松本重喜1 矢田昇1

所属機関: 1国立東京第二病院外科

ページ範囲:P.99 - P.102

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 横隔膜下膿瘍は腹部内臓炎症疾患に合併または続発する重篤な疾患として知られ,虫垂炎,胃十二指腸潰瘍穿孔時によくおこるものとされていたが,最近は胆道,膵臓および脾臓の各手術が積極的且つ根治的に多く行われるようになりこれら手術後続発する報告例も多くなつた1).しかししばしば初発病巣が不明であり,診断もまた困難なものが多くしたがつて治療も容易でない.国立東京第2病院において過去8年間に約8例の同症例を経験したので,諸家の報告も合せ検討してみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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