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文献詳細

雑誌文献

臨床外科15巻11号

1960年11月発行

症例

特発性後腹膜下血腫の1治験例

著者: 岡村光雄1 筒井候彥1 戶田慶五郎1

所属機関: 1和歌山県立医科大学第二外科教室

ページ範囲:P.955 - P.957

文献概要

Ⅰ.緒言
 特発性後腹膜下血腫は外科的には比較的珍らしく,その診断は困難で多くは開腹術によらねばならず治療も又定説的なものはない.
 我々は最近虫垂炎の診断で開腹術を施行し,虫垂炎と同時に右側の後腹膜下腔に血腫を発見し虫垂切除後血腫内に排液管を挿入し治癒せしめ得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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