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文献詳細

雑誌文献

臨床外科15巻12号

1960年12月発行

文献概要

症例

巨大な悪性頸動脈毬腫瘍の1例

著者: 三河内薰丸1 鷹栖昭治1 今田潔2 中沢弘2 西脇義也2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科学教室 2慶応義塾大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.1045 - P.1049

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 頸動脈毬腫瘍は稀な疾患で我が国では現在迄本例を含めて20例の報告があるに過ぎない.我々は手術所見により本例を疑い死後剖検により確診された巨大な頸動脈毬腫瘍患者を経験した.
 本例は生前の組織学的検索で確診が困難であつた点及び腫瘍の大きさが今迄報告されたものの中で最大であつた点が興味があるので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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