文献詳細
症例
文献概要
緒言
最近われわれは閉鎖性胸部外傷により,右主気管支部の断裂を来し,さらに該部の瘢痕性閉塞のため右肺の完全無気肺のまま呼吸困難,心悸亢進等を訴えて,受傷後約1年近くも経過せる患者に対し,気管支形成術を行い術後右肺の再膨脹を認め得た興味深い1例を経験したので報告する.
最近われわれは閉鎖性胸部外傷により,右主気管支部の断裂を来し,さらに該部の瘢痕性閉塞のため右肺の完全無気肺のまま呼吸困難,心悸亢進等を訴えて,受傷後約1年近くも経過せる患者に対し,気管支形成術を行い術後右肺の再膨脹を認め得た興味深い1例を経験したので報告する.
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