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文献詳細

雑誌文献

臨床外科15巻5号

1960年05月発行

症例

Brodie氏骨膿瘍の3例

著者: 橋本竜夫1 倉本一1

所属機関: 1日本医科大学整形外科

ページ範囲:P.455 - P.458

文献概要

緒言
 いわゆる,Brodie氏骨膿瘍は1830年にBen-jamin-Brodieが脛骨に見た9例の報告を初めとして,海外にはThomson,Henderson,Simon等の報告があり,本邦においては昭和5年,玉木の報告以来,最近に至る迄81例の多きを数えている.本疾患は必ずしも稀有なるものではないが,その特徴として症状が軽微で,且つ症状の発現が間歇的で永続することが少なく,診断は必ずしも容易ではないとされている.
 最近当教室において,その3例を経験したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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