文献詳細
文献概要
症例
Brodie氏骨膿瘍の3例
著者: 橋本竜夫1 倉本一1
所属機関: 1日本医科大学整形外科
ページ範囲:P.455 - P.458
文献購入ページに移動緒言
いわゆる,Brodie氏骨膿瘍は1830年にBen-jamin-Brodieが脛骨に見た9例の報告を初めとして,海外にはThomson,Henderson,Simon等の報告があり,本邦においては昭和5年,玉木の報告以来,最近に至る迄81例の多きを数えている.本疾患は必ずしも稀有なるものではないが,その特徴として症状が軽微で,且つ症状の発現が間歇的で永続することが少なく,診断は必ずしも容易ではないとされている.
最近当教室において,その3例を経験したのでここに報告する.
いわゆる,Brodie氏骨膿瘍は1830年にBen-jamin-Brodieが脛骨に見た9例の報告を初めとして,海外にはThomson,Henderson,Simon等の報告があり,本邦においては昭和5年,玉木の報告以来,最近に至る迄81例の多きを数えている.本疾患は必ずしも稀有なるものではないが,その特徴として症状が軽微で,且つ症状の発現が間歇的で永続することが少なく,診断は必ずしも容易ではないとされている.
最近当教室において,その3例を経験したのでここに報告する.
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