文献詳細
文献概要
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集談会
著者: 平間栄生1 青柳芳昭2 渡辺和雄3 岡部郁夫4 伊藤庸二5 小原昭6 林田健男3 三穂乙実5 小林茂7 西垣戶和雄8 神田三男9 山内弘二10
所属機関: 1東京医歯大第二外科 2千葉大中山外科 3東大分院外科 4日大若林外科 5慈大大井外科 6日大第一外科 7東大清水外科 8東邦大第二外科 9国立東一外科 10日大今尾外科
ページ範囲:P.470 - P.471
文献購入ページに移動1)初めて山形県人に証明されたフイラリヤ症例
山形県にうまれ他府県に移動したことのない26歳男.16歳頃より無痛性の右下肢腫脹に気付き,国立病院において象皮症の診断で手術を受けたが,3月後に歩行障害のない同様症状現わる.29歳に至り根治手術すべく入院.左側は正常であるが右下肢は腫脹し,尿はやや溷濁.血液所見は好酸球増多以外は正常.静脈血による染色でフイラリヤは発見し得ず,象皮症の診断でHoudleyの手術施行.経過良好,退院.組織学的に真皮にも浸潤したフイラリヤ発見.
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