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文献詳細

雑誌文献

臨床外科15巻6号

1960年06月発行

統計

小児骨折の統計的観察

著者: 佐野精司1 佐藤勤也1 小室健1

所属機関: 1日本大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.525 - P.528

文献概要

 近年における種々外傷の多くなつた理由は日常および各種工業の機械化,高速度化せる交通,さらに種々のスポーツによる外傷などのためと考えられている.したがつて発育しつつある小児期においては大多数が実際に種々な外傷の危険に曝されている.われわれは日本大学医学部整形外科における4年6ヵ月間(昭和30年1月〜昭和34年6月まで)に経験した小児骨折334例について統計的観察を試みたので報告する.この統計をとるにあたつて小児期とは満15歳以下の義務教育年齢までとした.なお頭部骨折および病的骨折は除外した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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