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文献詳細

雑誌文献

臨床外科15巻7号

1960年07月発行

文献概要

綜説

胆石の赤外線吸収スペクトルによる分析及びその臨床所見の研究(その2)

著者: 田中宏幸1

所属機関: 1東京医科歯科大学第一外科教室

ページ範囲:P.591 - P.605

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4)入院時諸検査—血圧,赤沈値,白血球数
 血圧とコ系,ビ系胆石の関係は,第13表のごとくで,血圧150mmHg以上の高血圧を示すものは,71例中9例(12.7%)で,コ系石では,51例中6例(11.8%),ビ系石では,20例中3例(15.0%)で,ビ系石に多く高血圧を示すものが認められた.
 赤沈1時間値と,胆石種類および胆石所在の関係を考察すると,第14,15表のごとくである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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