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文献詳細

雑誌文献

臨床外科15巻8号

1960年08月発行

文献概要

綜説

後腹膜嚢腫について

著者: 大同禮次郎1 中山幸雄1 辻俊三2

所属機関: 1京都府立医科大学峯外科 2京都府立医科大学増田内科

ページ範囲:P.667 - P.670

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 後腹膜腫瘍は稀有な疾患であるが中でもその嚢腫に関する臨床報吉例は極めて少ない.1829年Lobsteinが始めて後腹膜腫瘍の定義を公にして以来,内外諸家の報告も時に見られるが,私も最近左下腹部に発生した興味ある後腹膜嚢腫を剥出全治せしめた1例を経験したので文献的考察と共に報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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