文献詳細
文献概要
薬剤
創傷面pHの測定およびトリプシンの効果
著者: 綿貫喆1 北川龍一1 池田貞雄1
所属機関: 1東京大学木本外科
ページ範囲:P.689 - P.693
文献購入ページに移動酵素化学の進歩により,種々の蛋白質分解酵素が分離精製され,enzymatic débridementとして臨床的応用が行われるようになり,いずれも創傷治療にいちじるしく良好な成績をあげている.なかでも1931年Northrop等により膵臓より結晶として取り出されたtrypsinおよび1945年Tillet等により溶血性連鎖球菌より分離精製されたstrepto-kinaseとstreptodornaseとからなるvaridaseが,広く利用されている.
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