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文献詳細

雑誌文献

臨床外科16巻4号

1961年04月発行

症例

脈無し病

著者: 神谷喜作1 浄土巍1 大村喜八郎1 七野瑞穂1 井上章1 都築尚典1 大菅徳明1

所属機関: 1名古屋大学医学部 第一外科

ページ範囲:P.365 - P.370

文献概要

 明治41年高安氏により眼底血管の異常を主徴とする疾患が報告されたが大西・鹿児島氏により更に両上肢の脈のふれないことが追加され高安氏病といわれた.昭和23年清水・佐野両氏により本疾患の6例の症例報告とともにその全貌が詳しく紹介され,脈なし病とよばれるに至つた.この報告以来本病は多くの人の注意をひき,多くの症例が報告された.
 われわれは本症の2例を既に報告したが,今回更に2例を追加報告するとともに本疾患の最近の研究状況のあらましを述べたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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