icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科16巻6号

1961年06月発行

文献概要

症例

転移を顕症状とせる潜伏性乳癌の1例

著者: 西垣彰夫1 刈屋善隆1

所属機関: 1和歌山医科大学第二外科学教室

ページ範囲:P.548 - P.550

文献購入ページに移動
Ⅰ.緒言
 一般に乳癌の確診は乳房における腫瘤の発生を発見することである.しかし,極めて稀に,腋窩淋巴節の転移癌を初発症状とし,しばしば診断を困難ならしめ,根治手術の時期を失することがある.われわれは,最近,その1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?