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症例
転移を顕症状とせる潜伏性乳癌の1例
著者: 西垣彰夫1 刈屋善隆1
所属機関: 1和歌山医科大学第二外科学教室
ページ範囲:P.548 - P.550
文献購入ページに移動Ⅰ.緒言
一般に乳癌の確診は乳房における腫瘤の発生を発見することである.しかし,極めて稀に,腋窩淋巴節の転移癌を初発症状とし,しばしば診断を困難ならしめ,根治手術の時期を失することがある.われわれは,最近,その1例を経験したので報告する.
一般に乳癌の確診は乳房における腫瘤の発生を発見することである.しかし,極めて稀に,腋窩淋巴節の転移癌を初発症状とし,しばしば診断を困難ならしめ,根治手術の時期を失することがある.われわれは,最近,その1例を経験したので報告する.
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