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外科領域疾患における血清コリンエステラーゼの臨床的意義について(2)
著者: 三樹勝1 守谷林太郎1 大川共一1 田所孝1 田中竜彦1 藤島義一1 飯田安彦1 内藤委仲1
所属機関: 1日本医科大学松倉外科
ページ範囲:P.629 - P.639
文献購入ページに移動前述のごとく血清ChE活性値と諸種肝機能検査成績との間には疾患の相違によりそれぞれ程度の差はあるが統計的にも明らかに相関関係が認められたのであるが,それではこのさい肝臓自体に含有されているChEは如何なる変動を示し,肝ChEと血清ChEとの間には如何なる関係が存するかが問題であろう.そこでこの点を解明するために一群の臨床的ならびに実験的研究を試みた.
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