icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科16巻7号

1961年07月発行

文献概要

綜説

外科領域疾患における血清コリンエステラーゼの臨床的意義について(2)

著者: 三樹勝1 守谷林太郎1 大川共一1 田所孝1 田中竜彦1 藤島義一1 飯田安彦1 内藤委仲1

所属機関: 1日本医科大学松倉外科

ページ範囲:P.629 - P.639

文献購入ページに移動
Ⅳ.肝コリンエステラーゼと血清コリンエステラーゼとの関係について
 前述のごとく血清ChE活性値と諸種肝機能検査成績との間には疾患の相違によりそれぞれ程度の差はあるが統計的にも明らかに相関関係が認められたのであるが,それではこのさい肝臓自体に含有されているChEは如何なる変動を示し,肝ChEと血清ChEとの間には如何なる関係が存するかが問題であろう.そこでこの点を解明するために一群の臨床的ならびに実験的研究を試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?