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症例
特発性幽門筋肥厚症について
著者: 愛甲隆一1 盛田健郎1
所属機関: 1岩手医大光野外科
ページ範囲:P.680 - P.683
文献購入ページに移動緒言
Primary pyloric hypertrophyについては,1803年Portal,1829年Cruveilhierにより第1および第2例が報告されて以来,欧米においてはかなりの報告が見られ,本邦でも,新産児あるいは乳児の特発性幽門筋肥厚症の報告は必ずしも稀ではないが,成人における本症の報告は極めて稀である.先ず文献に見られる本症の概要について述べる.
Primary pyloric hypertrophyについては,1803年Portal,1829年Cruveilhierにより第1および第2例が報告されて以来,欧米においてはかなりの報告が見られ,本邦でも,新産児あるいは乳児の特発性幽門筋肥厚症の報告は必ずしも稀ではないが,成人における本症の報告は極めて稀である.先ず文献に見られる本症の概要について述べる.
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