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文献詳細

雑誌文献

臨床外科17巻1号

1962年01月発行

文献概要

臨床病理 リンパ節の腫瘍―病理より臨床にささげる

第10回 癌の局所リンパ節に,転移病巣の予想を裏切つて発見された,結核様(サルコイド様)病変について/第11回 所謂Boeck病,つまりサルコイドーシス(サルコイド,サルコイド様変化,サルコイド反応様式,サルコイド素質)を如何に考えたらよいか

著者: 所安夫1

所属機関: 1東大病理

ページ範囲:P.37 - P.46

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第10回
Ⅰ.最初の動機
 スグル日,乳癌ノ患者カラ,ソノ腋窩淋巴節ノ一ツガ,私ノ手元ニオクラレマシタ.勿論,転移ノ有無ヲ調ベルヨウニ,トノイイ付ケデス.
 トコロガ,ソノリンパ節ヲミテ,迷イマシタ──トイウノハ,ソコニハ,癌ハナク,代リニ,丸デ一見ミタ所デハisolierte sporadische Tuberkuloseトデモイイタイヨウナ,類上皮細胞ト巨細胞トカラナル小結節ガ,散在シテイタノデス.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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