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文献詳細

雑誌文献

臨床外科17巻1号

1962年01月発行

文献概要

症例

皮下肝損傷治験例

著者: 寺崎平1 疋田達雄1 渡辺真幸1 島田作1 木内啓之1

所属機関: 1国立東京第二病院外科

ページ範囲:P.63 - P.66

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緒言
 腹部皮下損傷の数は最近ますます多くなつてきている.これは1つは産業の機械化および交通機関の発達によるものであろう.戦時では開放性の腹部損傷が多いことはもちろんであるが,平時では皮下内臓損傷が多い.その主な原因は自動車事故であり,米国では1954年に36万人が死亡し125万人が不具となつている1).重工業および建築作業による事故も多くなつている.東京都内の交通事故も逐年増加の傾向をたどり警視庁交通部の調査によれば次のごとくである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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