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文献詳細

雑誌文献

臨床外科17巻6号

1962年06月発行

文献概要

特集 手こずつた症例―私の経験した診断治療上の困難症(Ⅰ)

脳の疾患—とくに脳腫瘍

著者: 景山直樹1 菊池晴彦1 鈴木陽一1

所属機関: 1京都大学医学部外科第一講座

ページ範囲:P.407 - P.412

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Ⅰ.視床下部に現われる特殊な腫瘍
 視床下部あるいは視束交叉部に現われる腫瘍はいろいろあり,視力障害の外に,脳下垂体や間脳の障害症状,脳圧亢進症状等を現わしてくるものであるが,各腫瘍の現わす症候群の間には相互に多少の差異があり,それが臨床的に鑑別診断に役立つている.この部の代表的腫瘍としては下垂体腫瘍,Craniopharyngioma,鞍結節部Meningiomaが挙げられているが,これらの外にも余り人に知られていないが,案外時々遭遇するものに次のような例がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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