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特集 手こずつた症例―私の経験した診断治療上の困難症(Ⅰ)
後天性心疾患
著者: 西村正也1
所属機関: 1久留米大学
ページ範囲:P.589 - P.595
文献購入ページに移動 後天性心疾患で外科的治療の対象となるものは主として僧帽弁狭窄症ならびに慢性心膜炎である.その他,大動脈弁膜症や僧帽弁閉鎖不全等もあるが,なお標準的手術法なく,最近では人工心肺による直視下手術の対象となりつつある.
従つて,術前診断においては僧帽弁狭窄と閉鎖不全の鑑別,あるいは他の弁膜症特に大動脈弁膜症の合併の有無等を判定することが手術の適応決定に重要である.
従つて,術前診断においては僧帽弁狭窄と閉鎖不全の鑑別,あるいは他の弁膜症特に大動脈弁膜症の合併の有無等を判定することが手術の適応決定に重要である.
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