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研究
甲状腺外科におけるクレアチン代謝に関する臨床実験的研究
著者: 佐藤正1
所属機関: 1山形県立新庄病院外科
ページ範囲:P.661 - P.668
文献購入ページに移動緒言
クレアチン代謝については,従来主として代謝終末産物たる尿中クレアチニン,クレアチンの値より,あるいは血中値より論ぜられていた.
クレアチン(Cr),クレアチニン(Crn)の他に直接これらに関連するものとしてクレアチン燐酸(Cp)が存する.このものはLohmann反応によつてATPの動態と密接に連繋することが知られているが,その筋中において占める量は全クレアチン体量からみても極めて大である.
クレアチン代謝については,従来主として代謝終末産物たる尿中クレアチニン,クレアチンの値より,あるいは血中値より論ぜられていた.
クレアチン(Cr),クレアチニン(Crn)の他に直接これらに関連するものとしてクレアチン燐酸(Cp)が存する.このものはLohmann反応によつてATPの動態と密接に連繋することが知られているが,その筋中において占める量は全クレアチン体量からみても極めて大である.
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