文献詳細
文献概要
特集 手こずつた症例―私の経験した診断治療上の困難症(Ⅱ)
肺腫瘍
著者: 宮本忍1
所属機関: 1日本大学
ページ範囲:P.791 - P.795
文献購入ページに移動原発性肺癌か転移性肺腫瘍か
症例1 48歳 女
昭和35年10月11日保健所の集団検診で胸部X線撮影を受け,右下肺野に異常陰影を発見され,精査を受けるため同年11月15日当外科に入院した.入院時の胸部X線所見は第1図のごとくで,右側の腹側第4肋間,心臓陰影の右縁に接し2.8×2.7cm2の充実性円形陰影が認められる.
症例1 48歳 女
昭和35年10月11日保健所の集団検診で胸部X線撮影を受け,右下肺野に異常陰影を発見され,精査を受けるため同年11月15日当外科に入院した.入院時の胸部X線所見は第1図のごとくで,右側の腹側第4肋間,心臓陰影の右縁に接し2.8×2.7cm2の充実性円形陰影が認められる.
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