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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻10号

1963年10月発行

特集 整形外科症例集

日本脳炎後遺症としての伝染病性脊椎炎の1例

著者: 林田徳樹1 末永五郎1

所属機関: 1鹿児島鉄道病院外科

ページ範囲:P.1300 - P.1302

文献概要

緒言
 急性伝染病に続発する急性脊椎炎をQuinckeはSpondylitis infektiosaと命名し,腸チフスに続発するものはその特異なる症状よりして特にSpo-ndylitis typhosaとして別に記載され,これらは急性化膿性,結核性,梅毒性,放線状菌病脊椎炎とは別箇に取扱われている.
 また一方日本脳炎の合併症あるいは後遺症として肺炎,熱,麻痺,言語障害などをあげられているが,私の調査し得た範囲では脊椎炎のことは記載されたものがなかつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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