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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻10号

1963年10月発行

文献概要

特集 整形外科症例集

所謂離断性骨軟骨炎の経験

著者: 石塚敬止1 金井君美1 本田寅二郎1

所属機関: 1京都府立医科大学整形外科教室

ページ範囲:P.1351 - P.1354

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緒言
 関節遊離体に関して,ことに離断性骨軟骨炎については,わが国においても多数の報告が発表されている.しかし,その本態については種々の学説があり,1726年,Monroは単一の外傷説を発表し,ついで1887年,Franz Königにより炎症説を発表されているが未だ判然とせず,本島,名倉氏の持続外傷説は有力であるが,なお本症に関しては追求すべきものがあると思われる.われわれは最近,肘関節1例,膝関節2例における本症の経験をしたのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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