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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻10号

1963年10月発行

文献概要

特集 整形外科症例集

変形性骨炎(Paget氏病)の1症例

著者: 伊藤国彦1 西川義彦1 東与光2

所属機関: 1伊藤病院 2日本歯科大学放射線科

ページ範囲:P.1358 - P.1363

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緒言
 変形性骨炎は1876年Pagetが系統的に,Ost-itis deformansの表題のもとに詳細に記載してから,Paget's diseaseと呼ばれるようになつた.Paget's diseaseは欧米では比較的多くの報告があるが,わが国ではその報告例は極めて少なく,碓居らが大正10年に初めて報告してから現在までに第1表に示すごとく18例にすぎず,しかも全身骨に病変を認めた症例は3例を数えるにすぎない.われわれは最近,殆んど全身の骨に病変をしめした興味ある典型的なPaget氏病と考えられる症例を経験したので,その大要を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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