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文献概要
症例
先天性幽門狭窄症の2治験例
著者: 渡辺嵩1
所属機関: 1昭和医大外科学教室
ページ範囲:P.1417 - P.1420
文献購入ページに移動 先天性幽門狭窄症は,欧米に多く見られている.文献によると,本症は民族的に発生頻度を異にし,ドイツ,スカンヂナビア,米英に多く仏伊のラテン民族,ロシア,日本等には少ないという.私どもの外科でも昭和30年1月より36年12月までの6年間に2症例を経験し,各症例ともWeber-Ramstedt手術を行なつて,全治退院させることができたので報告する.
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