icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻11号

1963年11月発行

症例

十二指腸Carcinoidの1例

著者: 岡野正敏1 曽和融生1 竹内正1

所属機関: 1大阪市立大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1420 - P.1424

文献概要

緒言
 Carcinoidに関しては,1907年Oberndorfer1)が本腫瘍を真性癌腫から区別して以来多数の報告がある.本邦においてもすでに10数例の症例があるが,その大部分は虫垂から発生したもので上部腸管から発生したものはまれである.われわれは明らかに十二指腸から発生したCarcinoidの貴重な1例を経験したので報告し,あわせて近年注目を集めつつあるCarcinoid症候群および転移の問題について文献的考察を行なつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら