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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻2号

1963年02月発行

症例

遺伝性球状赤血球症に対する1剔脾例

著者: 大波勇1 及川登1 木村秀枝1

所属機関: 1岩手県立気仙病院外科

ページ範囲:P.258 - P.260

文献概要

緒言
 本症は1871年Vanlair & Masius1)により初めて記載され,その後Minkowski (1900)2),Chaffard (1907)3)等の検索があり報告例も増加したが,わが国では昭和25年河北4)の24家系79例,昭和15年から31年までの東大内科における19例,昭和34年末までの小児科領域の報告68例5)が主要な集計報告で比較的稀なものと考えられ,さらに剔脾を行つてその効果を術前術後に沿り精しく検討したものは非常に少ないのでここに報告し若干の考察をえてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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