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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻3号

1963年03月発行

検査と診断

超音波による新しい診断法—頭蓋内疾患の超音波診断法

著者: 菊池貞徳1 伊藤和文

所属機関: 1順天堂大学医学部第2外科教室

ページ範囲:P.376 - P.381

文献概要

はじめに
 生物学的領域における超音波応用の歴史は古く,1927年のWocd,Loomisの実験以来多くの研究がなされ,最近ではelectronicusやnucle-onicusについであらわれた新しい科学技術の第3の分野"Sonicus"として発展し,医学においても新しい1分野を形成しつつある現状である.
 超音波の医学的応用は超音波のactive useとpassive useとに大別される.前者はいわゆる強力超音波応用で,臨床的には治療的応用がこれに属する.後者は超音波という波動を用いてなんらかのinformationを得ようとする方法で,医学的には種々の測定,例えば組織の音響的特性,音波の吸収減衰の測定,さらにこれらのデーターによる診断的応用などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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