文献詳細
検査と診断
文献概要
Ⅰ.まえがき
胆嚢胆管造影法として,現今最も一般に普及している経口的ならびに経静脈的造影法(テレパーク,ビリグラフィン法)は,高度の胆汁流出障害や肝機能障害を伴なう閉塞性黄疸の場合には,しばしばその診断的価値は少ないとされている.
われわれはこの場合,経皮的に肝を穿刺し,肝内胆管内に造影剤を注入する経皮肝内胆管造影法を施行しているが,現在のところ本法の施行により極めて有意義な知見を得ていると考えるので,本法の実施とこれに関する見解を述べ,御批判に供したいと思う.
胆嚢胆管造影法として,現今最も一般に普及している経口的ならびに経静脈的造影法(テレパーク,ビリグラフィン法)は,高度の胆汁流出障害や肝機能障害を伴なう閉塞性黄疸の場合には,しばしばその診断的価値は少ないとされている.
われわれはこの場合,経皮的に肝を穿刺し,肝内胆管内に造影剤を注入する経皮肝内胆管造影法を施行しているが,現在のところ本法の施行により極めて有意義な知見を得ていると考えるので,本法の実施とこれに関する見解を述べ,御批判に供したいと思う.
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