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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻5号

1963年05月発行

検査と診断

経皮肝内胆管造影法

著者: 葛西洋一1 河村鉄也1 玉置明1

所属機関: 1北海道大学医学部第一外科教室

ページ範囲:P.644 - P.651

文献概要

Ⅰ.まえがき
 胆嚢胆管造影法として,現今最も一般に普及している経口的ならびに経静脈的造影法(テレパーク,ビリグラフィン法)は,高度の胆汁流出障害や肝機能障害を伴なう閉塞性黄疸の場合には,しばしばその診断的価値は少ないとされている.
 われわれはこの場合,経皮的に肝を穿刺し,肝内胆管内に造影剤を注入する経皮肝内胆管造影法を施行しているが,現在のところ本法の施行により極めて有意義な知見を得ていると考えるので,本法の実施とこれに関する見解を述べ,御批判に供したいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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