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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻6号

1963年06月発行

論説

輸血に必要な諸検査

著者: 大谷五良12

所属機関: 1東大 2三井厚生病院外科部

ページ範囲:P.743 - P.747

文献概要

Ⅰ.緒言
 輸血を行うさいに血液型を検査しなければならないのは一般の常識で,医師以外のものでも周知していることである.しかし輸血にさいしてはそれ以外の多くの検査が必要なことが,案外臨床医の人達に知られない.輸血に関してはいろいろな省令や告示が出されているが,これも知つている臨床医の方が寧ろ少いのではないだろうか.
 筆者は臨床医であり,免疫血清学的の専門的知識を有するわけではないから,以下にのべることは臨床医が臨床検査室あるいはベットサイドにおいて,自ら検査し得る検査法のみに限り,専門的な知識を必要とする検査法は項目をあげるに止める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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