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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻6号

1963年06月発行

文献概要

論説

輸血の副作用とその対策

著者: 関川大司1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科学教室

ページ範囲:P.751 - P.760

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はじめに
 わが国において保存血の制度が確立し,全国到る所で,希望する血液が自由に入手でき,貧血患者または救急患者に使用できるようになつてから既に10年を経ている.
 基礎および臨床各科に亘つて研究されて来た輸血学も輸血学会の発展とともに一応緒についた感を受けるのである.輸血副作用に関してもあらゆる方面から検討され,また新知見の報告もあつて,その防止および治療も一段と飛躍したと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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