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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻8号

1963年08月発行

文献概要

論説

人工呼吸の実際

著者: 西邑信男1 佐藤昭胤1

所属機関: 1日本医科大学麻酔学科

ページ範囲:P.1027 - P.1036

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 生体が呼吸をしているのは,主として体内に十分な酸素をとり入れ,一方体内で生じた炭酸ガスを体外に排泄する目的である.
 もちろん肺胞内に十分な酸素をおくりこんでおいても,肺胞膜を通して血中に移行しなかつたり,肺血液内に移行しても,これが心臓もしくは末梢血行によつて,体内の重要臓器にはこばれないこともあり,同様に体内に生じた炭酸ガスが肺胞にまではこばれても体外にだされにくいこともありうる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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