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文献詳細

雑誌文献

臨床外科18巻9号

1963年09月発行

文献概要

グラフ

食道癌の手術

著者: 中山恒明1 矢沢知海2

所属機関: 1千葉大学医学部外科 2千葉大学医学部麻酔科

ページ範囲:P.1129 - P.1136

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 中山外科では,現在主として,胸部上中部食道癌に対しては手術を3期に分けて行なう,先ず胃瘻造設,リンパ腺廓清術を行ない,次いで術前照射2000r照射後,第2次胸部食道全剔,頸部食道外瘻造設術を行ない,6カ月〜1年後再発なく,全身状態改善されたものに対し,第3次胃管挙上,胸壁前食道胃吻合術を行なつている.また下部食道噴門癌に対しては,術前照射後,左開胸食道空腸吻合(β式吻合)を行なつている.今回は紙面の都合上,また一般医家への必要性を考えて,胸部下部食道癌に対する術式について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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