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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻1号

1964年01月発行

講座 境界領域

Fibrous Dysplasiaのレ線と組織像

著者: 伊丹康人1 赤松功也1 木島英夫1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学整形外科

ページ範囲:P.70 - P.79

文献概要

 Fibrous dysplasiaという疾患名が現われるまで
 Jaffc, Lichtensteinがfibrous dysplasiaという疾患名を用いるまでは,osteodystrophia fibrosa, osteitis fibrosalocalisata u.generalisata, hyperparathyroidism, osteitisfibrosa disseminata, juvenile osteitis deformans, fibro-cystic disease,osteitis fibrosa von Recklinghausen's di-sease of bone, generalized osteitis fibrosa cystica, hyp-erparathyroidism等のいろいろな病名が用いられるとともに,その類似疾患としばしば混同されてきたものである.いま,本症に関する歴史的経過をたどつてみると次のようである.
 1915年:osteitis fibrosa cysticaの患者からparathy-roid tumorが剔出された.その頃,パラトルモンが発見されるにおよび,hyperparathyroidismとvon Recklinghausen's disease of boneが同じものであるということがわかつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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