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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻10号

1964年10月発行

論説

肝外肝管閉塞による黄疸に対する一対策

著者: 奥山実1 元木良一1 半沢幸一1 星野俊一1 小関雅之1

所属機関: 1福島県立医科大学第1外科教室

ページ範囲:P.1314 - P.1318

文献概要

 肝外胆道の閉塞による黄疸に対する外科的治療は日常行なわれているが,肝外肝管は短くしかも肝門部に接しているため手術操作が困難である.したがつて癌浸潤または炎症による肝外肝管の狭窄または閉塞に対する胆道再建はほとんど不可能と称しても過言ではなく,かかる肝外肝管の閉塞に対しては多くは肝腸吻合術が行なわれている.
 肝腸吻合術の長所,短所については諸家の報告をみるが,短所として出血,感染等の報告もみられ,また効果の不確実もあげられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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