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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻11号

1964年11月発行

文献概要

グラフ

Pandage-Splintsによる救急処置—新らしい骨折の固定装具

著者: 鈴木又七郎1

所属機関: 1東京救急指定病院協会

ページ範囲:P.1494 - P.1497

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 災害現場の救急処置は,場合によつては傷病者の生死を決定する重要な性格を持つているから,その巧拙は,これを受け入れるわれわれ医師の立場から関心をよせているのみならず,より高度の救急法の修練を希望しているのである.
 日を追つて,交通,産業災害などの発生率は上昇している.当然各方面の救急活動も強化されてきたものの,しかし,災害現場で行なわれる救急処置が充実されているであろうか,心にかかる問題である.反面,最近急激に騒がれてきた,救急医療という表題を中心に凡そ現実を見落している法制化に伴つて,各医療機関の"からまわり"も心配のひとつである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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