文献詳細
論説
文献概要
一昨年5月西独ミユンヘンで開かれた第2回国際消化器病学会のさい,カナダのMcGill大学のDr.Skorynaを座長とした実験的消化性潰瘍のシンポジウムに招かれて,私はpitressinの胃液分泌作用について報告した.そこに出た34の論文が単行本(Pathophysiology of Peptic Ulcer)で近く刊行される予定であるが,私は日本からただ一人の参加者でもあり,本誌の求めもあつて,その大要に最近のデータを加えて記述する.
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