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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻2号

1964年02月発行

文献概要

COMMENT

早期癌とその発見について

著者: 常岡健二1

所属機関: 1東京大学内科

ページ範囲:P.249 - P.249

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 癌研究の進歩と歩みを並べて,癌啓蒙の方も一般に大いに浸透しつつある今日ではあるが,なお歯がゆい所が多い.癌を恐れる人たちを受け入れる側の態勢にはなかなか容易ならぬ問題があるといわねばなるまい.
 ところで癌啓蒙の大きな標語の1つは早期発見(受診)ということだが,いわゆる早期癌についての専門的な意見は必らずしも斉一なものでなく,たとえ早期癌の状態で発見しても手遅れではないかとの声もあるわけである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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