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早期癌とその発見について
著者: 常岡健二1
所属機関: 1東京大学内科
ページ範囲:P.249 - P.249
文献購入ページに移動 癌研究の進歩と歩みを並べて,癌啓蒙の方も一般に大いに浸透しつつある今日ではあるが,なお歯がゆい所が多い.癌を恐れる人たちを受け入れる側の態勢にはなかなか容易ならぬ問題があるといわねばなるまい.
ところで癌啓蒙の大きな標語の1つは早期発見(受診)ということだが,いわゆる早期癌についての専門的な意見は必らずしも斉一なものでなく,たとえ早期癌の状態で発見しても手遅れではないかとの声もあるわけである.
ところで癌啓蒙の大きな標語の1つは早期発見(受診)ということだが,いわゆる早期癌についての専門的な意見は必らずしも斉一なものでなく,たとえ早期癌の状態で発見しても手遅れではないかとの声もあるわけである.
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