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文献詳細

雑誌文献

臨床外科19巻4号

1964年04月発行

論説 重複癌

原発性重複癌について

著者: 中津喬義1 大槻道夫1 後藤政治2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科学教室 2慶応義塾大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.457 - P.468

文献概要

はじめに
 著者らは,昭和25年1月より昭和37年12月末までの12年間における慶大外科学および病理学教室関係の悪性腫瘍症例を検索した.
 これらの中からほとんど同時に,またはある期間を隔てて2種類以上の原発性悪性腫瘍が同一患者に発生した,いわゆる重複癌の症例を21例えたので,これらの症例と,さらに日本病理剖検輯報の昭和33年度より昭和36年度までに認められた症例9)−154)ならびに著者等の調査せる諸文献より選択した症例9)150)316例を加えた統計337例を資料として統計的考察をおこなつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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